何を見つけたか
計画文書の「未確認のまま残ること」が、確定仕様へ移す工程で消える。
そこに書かれた宿題(「抱えていれば別途起票する」)も一緒に消えるため、起票されないまま
誰も思い出さなくなる。
devbasex/devbase の v3.7.0 での実例。
| 段階 |
記述 |
計画(issues/old/PLAN63_base-image-rendering.md:86, 233) |
「containers/lfm が同じ問題を抱えるかは未調査。抱えていれば別途起票する」 |
設計・実装の計画(同 -design.md:423 / -impl.md:152) |
同文 |
| Pull Request(devbasex/devbase#238 の「やらないこと(範囲外)」) |
同旨。番号が付いていない唯一の行(他の 2 行には番号が付く) |
確定仕様(docs/specifications/base-image-rendering.md:250-251) |
「対象外である」だけが残り、「未調査」「別途起票する」が消えている |
振り返りの「起票の取りこぼしを拾う」で拾えたが、拾えたのは計画ファイルが issues/old/ に
残っていたからである。 確定仕様だけを読むと、lfm は調べた上で対象外にしたように読める。
同じ形が v3.7.0 の中で 3 件あった(devbasex/devbase#243 / #244 / #245。いずれも
計画・設計に「別の課題である」「別途起票する」と書かれながら番号が付かず、確定仕様には
理由だけが残って宿題が消えていた)。
どこで見つけたか
skills/plan-to-spec/SKILL.md — 計画を確定仕様へ書き換える工程
skills/retrospective/SKILL.md の段 1「起票の取りこぼしを拾う」— 突き合わせる場所として
「計画ファイルの『やらないこと』」を挙げるが、確定仕様化で計画が置き換わった後に
この工程が来るため、計画ファイルが残っていなければ突き合わせられない
順序の問題である。 工程表では確定仕様化が振り返りより前に来る。
plan-to-spec が「未確認のまま残ること」を落とすと、振り返りの入力が先に失われる。
なぜこの変更の範囲外なのか
devbasex/devbase の v3.7.0 の 8 課題は devbase 本体を対象としており、Skill の手順は
対象外である。
直さないと何が起きるか
- 「別途起票する」と書いた宿題が、起票されないまま消える。今回は 6 件見つかり、
5 件を起票した(1 件は別の課題へまとめた)
- 確定仕様を読んだ人が、調べた上で対象外にしたのか 調べていないのかを区別できない。
containers/lfm は後者だが、確定仕様からは前者に読める
- 振り返りの段 1 が、計画ファイルの残り方に依存する。
issues/old/ へ退避しない運用の
リポジトリでは、突き合わせる相手が存在しない
直し方の案
| 案 |
内容 |
| A |
plan-to-spec に「『未確認のまま残ること』の各行は、番号を付けてから確定仕様へ移す(または確定仕様へ番号つきで残す)」を足す。確定仕様化の時点で起票を強制するため、振り返りまで持ち越さない |
| B |
plan-to-spec に「『未確認のまま残ること』は落とさず、確定仕様の『確かめていないこと』の節へそのまま移す」を足す。起票は振り返りに任せる |
| C |
retrospective の段 1 の突き合わせ先に「確定仕様の差分(plan-to-spec が移した内容)」を足す。対症で、消えた行は復元できない |
A が修正レイヤーである。 「別途起票する」と書ける時点で、何を起票するかは決まっている。
確定仕様化まで待つ理由が無い。
由来
devbasex/devbase の issue #161 / #188 / #192 / #203
(v3.7.0 の振り返り、PR devbasex/devbase#212)
何を見つけたか
計画文書の「未確認のまま残ること」が、確定仕様へ移す工程で消える。
そこに書かれた宿題(「抱えていれば別途起票する」)も一緒に消えるため、起票されないまま
誰も思い出さなくなる。
devbasex/devbaseの v3.7.0 での実例。issues/old/PLAN63_base-image-rendering.md:86, 233)containers/lfmが同じ問題を抱えるかは未調査。抱えていれば別途起票する」-design.md:423/-impl.md:152)docs/specifications/base-image-rendering.md:250-251)振り返りの「起票の取りこぼしを拾う」で拾えたが、拾えたのは計画ファイルが
issues/old/に残っていたからである。 確定仕様だけを読むと、
lfmは調べた上で対象外にしたように読める。同じ形が v3.7.0 の中で 3 件あった(
devbasex/devbase#243/#244/#245。いずれも計画・設計に「別の課題である」「別途起票する」と書かれながら番号が付かず、確定仕様には
理由だけが残って宿題が消えていた)。
どこで見つけたか
skills/plan-to-spec/SKILL.md— 計画を確定仕様へ書き換える工程skills/retrospective/SKILL.mdの段 1「起票の取りこぼしを拾う」— 突き合わせる場所として「計画ファイルの『やらないこと』」を挙げるが、確定仕様化で計画が置き換わった後に
この工程が来るため、計画ファイルが残っていなければ突き合わせられない
順序の問題である。 工程表では確定仕様化が振り返りより前に来る。
plan-to-specが「未確認のまま残ること」を落とすと、振り返りの入力が先に失われる。なぜこの変更の範囲外なのか
devbasex/devbaseの v3.7.0 の 8 課題は devbase 本体を対象としており、Skill の手順は対象外である。
直さないと何が起きるか
5 件を起票した(1 件は別の課題へまとめた)
containers/lfmは後者だが、確定仕様からは前者に読めるissues/old/へ退避しない運用のリポジトリでは、突き合わせる相手が存在しない
直し方の案
plan-to-specに「『未確認のまま残ること』の各行は、番号を付けてから確定仕様へ移す(または確定仕様へ番号つきで残す)」を足す。確定仕様化の時点で起票を強制するため、振り返りまで持ち越さないplan-to-specに「『未確認のまま残ること』は落とさず、確定仕様の『確かめていないこと』の節へそのまま移す」を足す。起票は振り返りに任せるretrospectiveの段 1 の突き合わせ先に「確定仕様の差分(plan-to-specが移した内容)」を足す。対症で、消えた行は復元できないA が修正レイヤーである。 「別途起票する」と書ける時点で、何を起票するかは決まっている。
確定仕様化まで待つ理由が無い。
由来
devbasex/devbaseの issue #161 / #188 / #192 / #203(v3.7.0 の振り返り、PR devbasex/devbase#212)