何を見つけたか
課題の本文に「実測」として書かれた値が誤っていることが常態だった。
devbasex/devbase の v3.7.0 は 6 束・12 本の Pull Request で通したが、設計の束 4 つすべてで
issue 本文の実測が誤っており、設計または実装の途中で初めて分かった。
| 課題 |
本文の記述 |
実際 |
| devbase#161 |
「直し方(検証済み)」として fontconfig の設定を全文で掲載 |
その設定は serif:lang=zh-cn と Arial:lang=zh-cn を壊す。中国語・韓国語を明示したときのフェイスを保つはずの match target="pattern" が、Arial の指定まで CJK へ引き寄せる |
| devbase#188 |
「見出しだけを変えるなら、差し替えるのは 2 か所で足りる」 |
実際は 5 か所 |
| devbase#192 |
「cmd_scale は compose_env() が適用されない」 |
cmd_scale だけでなく cmd_login にも適用されていなかった |
| devbase#203 |
「syncer が唯一の入口」 |
env import も projects/ にディレクトリを作る |
誤りの種類が 4 件とも違う。 検証したつもりの設定(#161)、影響範囲の数え落とし(#188、#192)、
入口の見落とし(#203)である。1 つの原因ではなく、起票の時点の調査が
「症状を再現するところまで」で止まり、修正の範囲までは確かめていないという共通の形を持つ。
どこで見つけたか
devbasex/devbase の v3.7.0 の 4 束(PLAN63 / PLAN64 / PLAN65 / PLAN66)の設計と実装。
各束の設計のフェーズが、issue 本文を入力として読んだ時点で食い違いを見つけている。
現在の手順では、この再実測を求める場所が無い。
| Skill |
何をするか |
課題本文の実測を確かめるか |
requirements-design |
受け入れ条件を作る |
課題本文を入力として読むが、実測の再現は求めない |
implementation-plan |
計画を作る |
「目的と非目的」を決める。実測の再現は求めない |
investigation-rules |
調査レポートの書き方 |
書く側の規則で、読む側が確かめる段を持たない |
design |
データ構造と契約を決める |
進む前に突き合わせる対を持つが、対象は設計の内部 |
なぜこの変更の範囲外なのか
v3.7.0 の 8 課題は devbase 本体の不具合と文書を対象にしており、Skill の手順は対象外である。
直さないと何が起きるか
直し方の案
| 案 |
内容 |
| A |
requirements-design(または implementation-plan)に「課題本文の実測を 1 つずつ踏み直し、食い違いを issue へコメントで戻す」段を足す。踏み直した結果は受け入れ条件の入力になる |
| B |
investigation-rules に、起票する側へ「修正の範囲(どのファイルの何か所か)まで数えて書く」を足す。書く側で防ぐ |
| C |
課題本文の実測に「いつ・どの版で測ったか」を必須にし、版が変わったら再実測を求める |
A は読む側、B は書く側である。4 件の誤りの種類が違うため、片方だけでは防げない可能性が高い。
A を先に入れて、踏み直しで見つかった食い違いの種類を溜めてから B を決めるのがよい。
入れる場所
関連
由来
devbasex/devbase の issue #161 / #160 / #188 / #192 / #195 / #203 / #208 / #209
(v3.7.0 の振り返り、PR devbasex/devbase#212)
何を見つけたか
課題の本文に「実測」として書かれた値が誤っていることが常態だった。
devbasex/devbaseの v3.7.0 は 6 束・12 本の Pull Request で通したが、設計の束 4 つすべてでissue 本文の実測が誤っており、設計または実装の途中で初めて分かった。
serif:lang=zh-cnとArial:lang=zh-cnを壊す。中国語・韓国語を明示したときのフェイスを保つはずのmatch target="pattern"が、Arialの指定まで CJK へ引き寄せるcmd_scaleはcompose_env()が適用されない」cmd_scaleだけでなくcmd_loginにも適用されていなかったsyncerが唯一の入口」env importもprojects/にディレクトリを作る誤りの種類が 4 件とも違う。 検証したつもりの設定(#161)、影響範囲の数え落とし(#188、#192)、
入口の見落とし(#203)である。1 つの原因ではなく、起票の時点の調査が
「症状を再現するところまで」で止まり、修正の範囲までは確かめていないという共通の形を持つ。
どこで見つけたか
devbasex/devbaseの v3.7.0 の 4 束(PLAN63 / PLAN64 / PLAN65 / PLAN66)の設計と実装。各束の設計のフェーズが、issue 本文を入力として読んだ時点で食い違いを見つけている。
現在の手順では、この再実測を求める場所が無い。
requirements-designimplementation-planinvestigation-rulesdesignなぜこの変更の範囲外なのか
v3.7.0 の 8 課題は devbase 本体の不具合と文書を対象にしており、Skill の手順は対象外である。
直さないと何が起きるか
手戻りが起きた
壊す。 今回は設計のフェーズが気づいたが、気づかなければ配布まで通る
直し方の案
requirements-design(またはimplementation-plan)に「課題本文の実測を 1 つずつ踏み直し、食い違いを issue へコメントで戻す」段を足す。踏み直した結果は受け入れ条件の入力になるinvestigation-rulesに、起票する側へ「修正の範囲(どのファイルの何か所か)まで数えて書く」を足す。書く側で防ぐA は読む側、B は書く側である。4 件の誤りの種類が違うため、片方だけでは防げない可能性が高い。
A を先に入れて、踏み直しで見つかった食い違いの種類を溜めてから B を決めるのがよい。
入れる場所
requirements-designに足す(案 A)。今のrequirements-design/SKILL.mdに「LLM に残る判断」の節は無く、手順(### 0〜### 7)のどこへ足すかは着手の時点で決める。踏み直しそのものは読んで確かめる判断で、スクリプトには移らない
evidence.pyで証跡として残す関連
evidence.py由来
devbasex/devbaseの issue #161 / #160 / #188 / #192 / #195 / #203 / #208 / #209(v3.7.0 の振り返り、PR devbasex/devbase#212)