何を見つけたか
cross-review で、未解決の major が残っているのに、指摘が数えない区分 insufficient_evidence へ落ち、新規性の母集合から外れて「新しい指摘 0 件」と判定される。 結果は approved になる。
ideabase の PR #45 のラウンド 2 で、3 件の指摘がいずれも suggested_check を実行できず insufficient_evidence になり、judge が NEW_FINDINGS=0 を返した。指摘のうち 2 件は別の担当が support を付けており、こちらでもコードを読んで再現を確かめられた(文書が実装と食い違っていた)。final を戻して修正のラウンドへ回した。
同じ形は PR #44 でも起きている(ラウンド 1 と 4 で 0 件の approved が返り、担当の輪番の都合で最新の head を見ていない担当がいた)。
落ちる条件は、実行検証の有無だけでは決まらない
区分を決める関数(plugins/ndf/skills/cross-review/scripts/state.py:3443 の _classify_finding)は上から順に見る。実行検証が再現せず(not_run を含む)、棄却(refute)も無い指摘は、根拠を持ち、major 以上で、support が 1 件以上または提案した担当が 2 者以上 のときだけ needs_human_judgment(数える区分、:3431 の COUNTED_CLASSIFICATIONS)になる。根拠は evidence と falsification の両方が空でないこと(:2532 の _has_evidence)である。規約は docs/06-evidence.md:180-181 の区分の表にある。
最小の入力で関数を呼んだ結果:
major + support + 根拠あり、実行検証 not_run -> needs_human_judgment # 数える
major + support、根拠なし -> insufficient_evidence
minor + support + 根拠あり -> insufficient_evidence
major + 根拠あり、反証の担当が insufficient_evidence を返した -> insufficient_evidence
major + 根拠あり、反証なし(担当 1 者) -> insufficient_evidence
--verify-command を渡していなくても、support の付いた根拠のある major は数える。 数えない区分へ落ちるのは、次のいずれかに当たる指摘である。
反証の担当が support を返さなかった(insufficient_evidence を返した、または反証が無い)
根拠の 2 項目(evidence / falsification)のどちらかが欠けている
重要度が minor 以下である
PR #45 で support が付いていた 2 件が落ちた理由は、根拠の 2 項目の欠落か minor のどちらかになる。どちらだったかは未確認である。その実行の状態ファイル(cross-review-pr45-state.json)は手元に無い(find / -xdev -name 'cross-review-pr45-state.json' の出力なし)。
どこで見つけたか
plugins/ndf/skills/cross-review/scripts/state.py(verify-findings と judge の区分の扱い)
plugins/ndf/skills/cross-review/docs/06-evidence.md(根拠の区分と反証の規約)
ideabase の PR takemi-ohama/ideabase#45 / docs: 完了issue由来仕様とランタイム分離計画を整理 #44 の state.json
なぜこの変更の範囲外なのか
ideabase の M1 の受け入れ条件は personal/ と worktime/ の振る舞いで、収束の判定そのものは配布元の cross-review が持つ。
直さないと何が起きるか
未解決の指摘を残したまま収束し、レビューを通ったことになる。 検証コマンドを持たない変更(文書だけの Pull Request、実行できる再現手順の無い指摘)では、実行検証で再現を示せないため、反証の担当が support を返さない major と、根拠の 2 項目を欠く指摘がこの経路へ入る。担当が support を付けた指摘でも、根拠の 2 項目が欠けていれば新規性から外れるため、「2 人が見て同じことを言っている」情報が判定に効かないことがある。
対処の候補: 実行検証ができない指摘は insufficient_evidence ではなく別の区分(未検証)として新規性に数える、または他の担当の support が付いた指摘は区分によらず数える。
由来
ideabase の M1(PR takemi-ohama/ideabase#45、PR takemi-ohama/ideabase#44)
進行
モード: standard / 作業ツリー: .worktrees/feat/issue-732-uncounted-classification / 計画: issues/issue-732-624-706-plan.md
閉じた理由
PR #790 で直り、ndf 10.16.0(2026-09-22、main / タグ ndf--v10.16.0、PR #810 )で配布した。リリース後テスト(#810 (comment) )でこの課題の受け入れ条件はすべて合格した。
振り返り: #810 (comment)
何を見つけたか
cross-reviewで、未解決のmajorが残っているのに、指摘が数えない区分insufficient_evidenceへ落ち、新規性の母集合から外れて「新しい指摘 0 件」と判定される。 結果はapprovedになる。ideabase の PR #45 のラウンド 2 で、3 件の指摘がいずれも
suggested_checkを実行できずinsufficient_evidenceになり、judge がNEW_FINDINGS=0を返した。指摘のうち 2 件は別の担当がsupportを付けており、こちらでもコードを読んで再現を確かめられた(文書が実装と食い違っていた)。finalを戻して修正のラウンドへ回した。同じ形は PR #44 でも起きている(ラウンド 1 と 4 で 0 件の
approvedが返り、担当の輪番の都合で最新の head を見ていない担当がいた)。落ちる条件は、実行検証の有無だけでは決まらない
区分を決める関数(
plugins/ndf/skills/cross-review/scripts/state.py:3443の_classify_finding)は上から順に見る。実行検証が再現せず(not_runを含む)、棄却(refute)も無い指摘は、根拠を持ち、major以上で、supportが 1 件以上または提案した担当が 2 者以上のときだけneeds_human_judgment(数える区分、:3431のCOUNTED_CLASSIFICATIONS)になる。根拠はevidenceとfalsificationの両方が空でないこと(:2532の_has_evidence)である。規約はdocs/06-evidence.md:180-181の区分の表にある。最小の入力で関数を呼んだ結果:
--verify-commandを渡していなくても、supportの付いた根拠のあるmajorは数える。 数えない区分へ落ちるのは、次のいずれかに当たる指摘である。supportを返さなかった(insufficient_evidenceを返した、または反証が無い)evidence/falsification)のどちらかが欠けているminor以下であるPR #45 で
supportが付いていた 2 件が落ちた理由は、根拠の 2 項目の欠落かminorのどちらかになる。どちらだったかは未確認である。その実行の状態ファイル(cross-review-pr45-state.json)は手元に無い(find / -xdev -name 'cross-review-pr45-state.json'の出力なし)。どこで見つけたか
plugins/ndf/skills/cross-review/scripts/state.py(verify-findingsとjudgeの区分の扱い)plugins/ndf/skills/cross-review/docs/06-evidence.md(根拠の区分と反証の規約)なぜこの変更の範囲外なのか
ideabase の M1 の受け入れ条件は
personal/とworktime/の振る舞いで、収束の判定そのものは配布元のcross-reviewが持つ。直さないと何が起きるか
未解決の指摘を残したまま収束し、レビューを通ったことになる。 検証コマンドを持たない変更(文書だけの Pull Request、実行できる再現手順の無い指摘)では、実行検証で再現を示せないため、反証の担当が
supportを返さないmajorと、根拠の 2 項目を欠く指摘がこの経路へ入る。担当がsupportを付けた指摘でも、根拠の 2 項目が欠けていれば新規性から外れるため、「2 人が見て同じことを言っている」情報が判定に効かないことがある。対処の候補: 実行検証ができない指摘は
insufficient_evidenceではなく別の区分(未検証)として新規性に数える、または他の担当のsupportが付いた指摘は区分によらず数える。由来
ideabase の M1(PR takemi-ohama/ideabase#45、PR takemi-ohama/ideabase#44)
進行
モード: standard / 作業ツリー:
.worktrees/feat/issue-732-uncounted-classification/ 計画:issues/issue-732-624-706-plan.md閉じた理由
PR #790 で直り、ndf 10.16.0(2026-09-22、
main/ タグndf--v10.16.0、PR #810)で配布した。リリース後テスト(#810 (comment) )でこの課題の受け入れ条件はすべて合格した。振り返り: #810 (comment)